伊藤忠食品(株)は今秋、一括物流センター2件の運営を稼動させる。依頼先は、関西地区のイズミヤ(株)9月稼動予定、関東地区の(株)ヤオコー10月より稼動予定。
両社とも物流改革の一環として物流センター運営をアウトソーシングするもの。
イズミヤ株式会社一括物流センターの概要
所在地:大阪市西成区津守三丁目117-2(新日本製鐵所有土地)
名称:伊藤忠食品 大阪西物流センター(仮称)
趣旨:イズミヤの顧客が満足する売場作りを推進するため、機会ロスの徹底削減と効率的な店内物流を実現するため、一括物流センターを新設し、センターシステムでは全ベンダーとEDI化を行い検品レス・伝票レス・リードタイムの短縮等によりトータル物流コストの削減とサービス機能のアップを実現する。
特徴:
・新物流センターは従来のセンターにはない、衣料・住宅関連商品の物流加工機能も併設し、より一層の効率化を図る。
・環境問題にも対応し、納品車輌の削減とエコ車輌の増加を図る。
・物流改革の趣旨実現に向け、従来の自社物流よりアウトソーシングへ転換する。衣料・住宅関連商品も含めた全ベンダーを対象にする完全EDI対応センターは全国でも初めての試み。
稼動日:平成14年9月1日(予定)
建物:敷地面積6820坪
延床面積:6444坪
建築:鉄骨造 地上2階建
設備投資額:約13億円(土地・建物賃借)
通過金額:800億円以上
配送店舗:現行84店舗
取扱商品:(在庫型)加工食品、酒類、菓子(通過型)衣料、住宅関連商品、資材
株式会社ヤオコー一括物流センターの概要
所在地:埼玉県狭山市大字根岸宇田木前677番1
名称:伊藤忠食品 狭山物流センター(仮称)
趣旨:顧客が満足する売場を作るため、センター内でシステム化した仕組により従来より、一層鮮度管理の徹底を行う。また店舗での発注頻度を増やし、従来より納品のリードタイムを短縮することで店舗での機会損失を極少化させる。
特徴:
・現行の3センターから1センターへ集約することによりトータル物流コストを削減し、全店舗へのサービスレベルを均質化する。
・店舗作業の効率化、ローコスト化のためEDIを推進し店舗No検品、仕入の自動計上の実現。カテゴリー別カートラック納品を行う。
・製、配、販の情報の共有化によるセンター内作業の効率化、および併設するチルドセンターと車輌の共有化をはかり環境問題へも配慮し、センター運営のローコスト化も図る。
・衣料・住宅関連商品も含めた全ベンダーを対象にする完全EDI対応センターは全国でも初めての試み。
稼動日:平成14年10月1日(予定)
建物:敷地面積 3725坪
延床面積:3706坪
建設:鉄骨造 地上2階建
設備投資額:約18億円(土地・建物自社物件)
通過金額:約237億円
配送店舗:現行59店舗(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉)
取扱商品:(在庫型)加工食品、酒類(通過型)菓子、住宅関連商品、米、銘店、たばこ
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伊藤忠食品/今秋、一括物流センター運営稼動
2002年07月14日/未分類
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