日本ユニシス(株)は、(株)イズミの商品管理業務基幹系システムを、「Unisys Enterprise Server ES7000」上で構築、稼働を開始しました。
システムは、他社の大型メインフレーム上で稼働していたアプリケーションを、「WindowsR2000 Datacenter Server」と「ES7000」の組み合わせによるオープンシステム上で再構築したもので、メインフレームなみの可用性と、開発および保守作業のコスト削減を実現した。
イズミは、中国、四国、九州地区を基盤に大型ショッピングセンターや食品スーパ ーを展開する大手総合小売チェーン。同社は、これまで情報システム全般を外部にアウトソーシング委託しており、商品管理業務基幹系システムには、他社の大型メインフレームが使用されていたが、昨今の流通業界の急速な環境変化に迅速かつ柔軟に対処していくために、頻繁なシステムの変更や機能追加が不可欠であり、従来システムでは時間とコストかかりすぎる、という問題が出てきていた。
イズミは、これらの問題を解決するために検討を重ねた結果、可用性と信頼性が高く、また十分な拡張性もあるとして、マイクロソフトの「WindowsR2000 Datacenter Server」と、「インテルR PentiumR III XeonTMプロセッサ」を搭載した日本ユニシスの「ES7000」を組み合わせたプラットフォームの採用を決定した。その後、日本ユニシスは、要件定義から1年3ヶ月という短期間で商品管理業務基幹系システムの開発を行い、本番稼働を迎えた。
システムの特徴
・ マスタ管理、発注残管理、EOB(電子オーダーブック)、実績入力などの発注系システムと、シンクライアント系システムを、ディスクの記憶領域を論理的に区分して使用する「クラスター構成」で構築、メインフレームなみの可用性を実現。
・ ソフトウェア開発において、各機能をコンポーネント化することで、開発期間を従来に比べ2分の1に短縮したばかりでなく、柔軟な拡張性を持ったシステムを構築。これにより、将来の業務変更や業務追加に伴うシステム修正についても、短時間、低コストでの対応が可能。
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日本ユニシス/総合小売チェーン イズミの商品管理業務基幹系システムを「ES7000」で構築
2002年07月14日/未分類
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