日本テクノマティックス／ロボット・シミュレーション・システム「ROBCAD/SPOT-PC」発表

日本テクノマティックス（株）は、スポット溶接ロボット・シミュレーション・システム「ROBCAD/SPOT (ロボキャド・スポット)」のWindows対応版、「ROBCAD/SPOT-PC」の発売を発表した。
「ROBCAD/SPOT」は、スポット溶接ロボット作業工程の設計、シミュレーションによる最適化、およびオフライン・プログラミングを行い、ロボット・ティーチングのためにラインを止める必要がなくなるため、生産準備期間とコストの大幅な削減する。
同製品を活用することにより、高度な溶接ロボットの本格的なシミュレーションやオフライン・プログラミング、MS Officeなどの作業も同一デスクトップ環境で実現することができるため、投資、ランニング・コストの低減を実現する。
さらに可搬性にも優れているため、生産技術部門での溶接ロボットのシミュレーションやオフライン・プログラミング作業と製造部門での微調整をシームレスに結ぶことができり。
「ROBCAD/SPOT-PC」は、8月1日より日本テクノマティックスおよび日本テクノマティックス正規代理店にて販売。価格は900万円より、2002年12月末までに300ライセンスの販売を目標としている。
尚、「ROBCAD/SPOT-PC製品発表会」を2002年7月22日（名古屋）、23日（東京）に開催する。
「ROBCAD/SPOT-PC」の特徴
・「ROBCAD/SPOT」UNIX版とのデータ完全互換
・IT設備投資の削減（UNIX ワークステーション から PCへ。UNIXの知識必要なし）
・ハイエンドのUNIXワークステーションではなく、汎用的なWindows2000の環境を利用可能
ROBCAD GUIは、UNIX版と共通
利用者層の拡大
・Windows同一デスクトップ環境でのエンジニアリングが実現可能
ROBCADデータの利用拡大。ROBCADで作成したエンジニアリング結果について、Windows2000アプリケーション(Word、Excel、 PowerPoint等)との連携が可能
・Laptop PCを用いてのショップフロアでの利用
シミュレーションによるロボット動作確認
プログラムのアップロード、ダウンロード
プログラムの部分修正
キャリブレーション
・ユーザの運用にあわせたターンキーシステムの構築が可能
ノウハウとして構築された加工条件、溶接条件データ－ベースとのインテグレーション
加工条件または溶接条件にもとづくプログラム自動生成
問い合わせ先：
日本テクノマティックス株式会社
シニア セールス アカウント マネージャー 水谷　功
TEL: 03-3265-6060