富士通(株)は、運輸業者の貨物追跡管理、物流倉庫での入出荷検品業務などに最適で、無線通信機能を内蔵しながら小型軽量化を実現した「Mobile Pocket Imager(モバイルポケットイメージャ)」を、8月8日より販売開始した。
製品の本体価格は25万6000円からで、2004年度末までに4万台を販売する予定。
製品は小型軽量なため、本製品を持ちながらでも両手で作業が出来る。さらに、約2mの高さからコンクリート面へ落下したとしても、壊れない頑丈な筐体を採用しているため、厳しい環境下においても安心して私用できる。
また、無線LANなどの利用により屋内外でも、ネットワークへの接続が可能となり、現場と本部との間で、常に最新の情報をリアルタイムに参照することが可能となる。
なお、本製品は、ISO15394国際物流ラベルで使われている一次元バーコード、二次元バーコードに対応している。
製品の特長
(1)携帯性を重視し小型軽量化を追及
携帯性を重視し、本製品を持ちながら両手で作業が出来るほどの小型軽量化を実現。スキャナおよび無線通信機能を内蔵しながら約270g(従来比:約4分の3)を実現。
(2)過酷な環境下でも使用可能な、業界トップレベルの耐環境性
JIS保護等級4(防まつ形)(*3)に準拠する、優れた防滴性や、2mの高さからコンクリート面への落下時のメモリ保障など、屋外での使用を考慮した十分な耐環境性能を実現。
マグネシウム合金フレームを採用することにより、落下時の衝撃による筐体のゆがみを軽減。
(3) 無線通信機能及び高性能スキャナ内蔵
11Mbpsの高速SS無線通信(業界標準IEEE802.11b)または株式会社NTTドコモのパケット通信「DoPa」に標準対応。
今後の物流業界を中心に運用が広まる二次元バーコードに対応するため、レーザスキャナ内蔵タイプのほか、CMOSカメラを内蔵したタイプも提供。CMOSカメラ内蔵タイプは、イメージや印影等の読み取りも可能。
Bluetoothの利用により、携帯プリンタにも対応する予定。
(4)使いやすさを徹底追求
携帯電話と同様の片手オペレーションが可能。電話と同じ配列のテンキーの採用、カーソルキーによる簡単操作が、使いやすさをサポート。
テンキー部分にもバックライトを採用し、暗い所でも楽に操作ができる。
価格:本体25万6000円(税別)より
出荷時期:平成14年9月末より
販売開始時期:平成14年8月8日
販売目標:2004年度末までに4万台
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富士通/モバイル携帯端末「Mobile Pocket Imager」新発売
2002年08月12日/未分類
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