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UPS/新しいアジア域内ハブ、好調

2002年09月01日/未分類

ユナイテッド・パーセル・サービス・インク(以下:UPS)は、フィリピンに開設されたアジア域内ハブに直結する国々における貨物取扱量が、20%増と堅調な伸びを示したと発表した。
この発表は、好調なアジア地域の第2四半期決算報告に続けて行われ、アジア全体の輸出取扱量は17%増、中でも中国の輸出取扱量は32%も増加している。
フィリピンのディオスダド・マカパガル国際空港にあるアジア域内ハブは、アジア域内およびアジアと世界の他地域間における配送を迅速化するとともに、より幅広いサービスを提供する役割を果たしている。
このハブは、UPSがアメリカ-中国間に直行便を就航させてからちょうど 1年後の、今年4月に開設。直行便サービスは、引き続き、売上、取扱量、利益の面で、予想を遥かに上回る実績を挙げている。
アジア域内の取扱量増加にともない、UPSは、新たにUPS B757型機を投入し、フィリピンのハブとソウルおよび台北を結ぶ新規貨物路線の運行を開始した。この新たな貨物路線によって、ソウルと台北では、配送の迅速化や集荷締め切り時間の延長といった大きなメリットが受けられるようになる。
UPSはまた、フィリピンのハブと東京および大阪間を結ぶ貨物便を、東京成田国際空港の新滑走路オープンに合わせて4月から毎日運行している。
UPSのアジア域内ハブは輸送時間短縮など、世界の他地域へのサービス強化にも役立てることができる。航空貨物輸送サービスに対するニーズの高まりに応えるため、6便目の「世界一周便」を追加し、アジアとヨーロッパを直接結んでいる。
アジア域内ハブでは、香港、台北、東京、大阪、シンガポール、上海、ソウルといったアジアの主要な商業都市を結ぶ貨物便を毎日運行。また、台北にあるUPS の国際ハブ経由の貨物便で米国とも結んでいる。

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