カシオ計算機／Windows CE.NETを採用したスキャナ一体型ハンディターミナル新発売

カシオ計算機（株）は、スキャナ一体型ハンディターミナル「DT-870」(4モデル)を、11月下旬より発売する。
「DT-870」は、CPUにインテルPXA250 アプリケーション・プロセッサを、OSにWindows CE.NET日本語版を採用し、優れた処理能力と操作性とオープンな開発環境を実現。
C-MOSイメージャの標準装備により、バーコードに加えて受領印やサインをその場で読み取ることができ、配送後の受領確認作業などを軽減できる。
Bluetoothも標準装備しており、携帯型ラベルプリンタや携帯電話などの対応機器と、ワイヤレスで通信できる。画面には、屋内外で鮮明な表示を実現するカシオ独自の2way方式TFTカラー液晶を採用。JIS防塵形とJIS防沫形に準拠した防塵・防滴性(IP54)、1.2m落下にも耐える耐衝撃性などを備え、様々な場面で安定した運用が可能となっている。
ラインアップとして、PCカードスロット(TYPE II )装備モデルと、SS無線内蔵モデルを用意。PCカードスロット装備モデルは、パケット通信カードなど、業務に応じて通信カードを選択可能。SS無線内蔵モデルはIEEE802.11b準拠で、LANへの接続も容易に行なえる。
物流業を中心に普及しつつある、二次元コード認識機能を装備したモデルも用意し、多様化するスキャニングニーズに応える。
価格：268 000円（税別）より
販売見込み：年間30 000台