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日本郵船/米国ニュージャージー州Ceres Terminals社買収

2002年09月15日/未分類

日本郵船(株)は、米国ニュージャージー州に本社を置くCeres Terminals社の買収に合意した。
同社は、国際物流ネットワークをより強固にする事業拡大戦略をとってきたが、各種ターミナルの取扱能力拡充は重要課題の一つであり、今回のCeres Terminals社買収は、ターミナル事業戦略の展開の一環。
年間250万TEU以上のコンテナ取扱規模を誇るCeres Terminals社を加えることは、日本郵船にとって北米東岸及びメキシコ湾岸、欧州への事業展開の足がかりとなるとともに、ターミナル事業規模の拡大に大きく寄与する。
この買収により、当社のターミナル事業は2003年には全世界で6百万TEU規模の取扱いとなる見込み。
Ceres Terminals社は年間1.5億米ドル(約180億円)以上の売上規模のステベ事業(港湾荷役事業)及びターミナル事業会社、 現在、ハリファックス(カナダ)、米国9か所(ボルティモア、ノーフォーク、チャールストン、サバンナ、ニューオーリンズ、ヒューストン、シカゴ、クリーブランド、ダルース)で事業を行い、モントリオールでターミナル合弁事業を行っている。
またオランダのアムステルダム港においても革新的コンテナ・ターミナルであるパラゴン・ターミナルを運営している。
Ceres Terminals社はクリストス・クリティコス(Chiristos Kritikos)氏が1958年に創業した会社であり、同氏及び現経営陣は引き続きCeres Terminals社の経営にあたる。

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