川崎汽船／大型コンテナ船最終船竣工

川崎汽船（株）は、2001年より5500TEU型新造コンテナ船の連続建造を行ってきたが、最終船「GENOA BRIDGE」が今治造船（株）にて竣工し、9月11日に上海にて北米太平洋／アジア／欧州振り子航路に就航した。これにより、計画した13隻全ての建造が終了した。
同社の13隻が揃ったことで、共同運航している陽明海運の5500TEU型コンテナ船7隻と共に、合計20隻のポストパナマックス型最新鋭高速船船隊が完成した。
この船隊が就航する北米太平洋／アジア／欧州振り子航路、アジア／欧州航路では新たなサービス体制が整い、より一層安定したサービスの提供が可能となった。今回の改編により、トランジットタイム短縮等も含めアジア全域、特に中国からのサービスを改善した。
現在北米航路・欧州航路共に活況を呈している中国を中心に順調に積み高を伸ばし、毎船満船状態が続いている。