商船三井／内部監査室設置

（株）商船三井は、コーポレートガバナンス強化の一環として、昨年11月にコンプライアンス規程を制定し、グループ全体へのコンプライアンス体制の整備を進めて来たが、新たに「内部監査室」を設置し、より実効性のある監査体制を構築し、コーポレートガバナンスのより一層の強化を図る。
内部監査は、1964年の商船三井発足以来、内部監査規程に基づき「考査役」が同社およびグループ会社の内部監査を行って来たが、これを組織化し「内部監査室」を設置した。
内部監査室は、グループ全体のコーポレートガバナンスの徹底に向け、監査役および会計監査法人がそれぞれ行う法定監査と連携して、いわゆるネットワーク監査（三様監査）を行う一方、社内各部門が自主的に実施している監査に関する情報を集約することにより、全社的な監査体制の強化を図る。