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日本信号/RFIDによるトンネル型リーダライタ開発

2002年10月20日/未分類

日本信号(株)は、RFID技術を利用し、非接触ICタグを用いた物流システムの新しいラインナップを拡充した。
高速タイプのトンネル型リーダライタを開発。毎秒3.6mの搬送速度のベルトコンベア上のタグを梱包した状態で識別することができる。
さらにトンネル内でタグがいかなる方向を向いても識別することが可能で、トンネル内開口部からの電波漏れを防いでいるため、人体、周辺機器への影響はない。
また、現在開発中の「棚リーダライタ」は文字通り棚の形状をしたリーダーライタ。パネル型のアンテナを棚に組み込むことにより、棚の上の荷物を容易に管理することが可能。
特に注意をはらう医薬品、化学薬品、高額商品などの管理に効果を期待されている。これによりバックヤード(倉庫)からの出荷、店舗到着、在庫管理、売上管理までのモノの流れを一括一元管理できるようになり、効率的な物流を実現する。
同社が採用している周波数(13.56MKz)を使用し、RFID技術を用いた物流システムは、ISO標準化委員会にて、次世代物流システムの標準プロトコルとして審議中。(2003年3月準拠予定)
約2mmの間隔で積層配置した100枚のICタグを1秒以内で識別可能な積層タイプのトンネル型リーダライタを組み合わせることで、あらゆる場面における商品管理・物流システムとしての展開が可能となる。
これらの非接触ICタグを用いた商品管理・新物流システムの商品名を「HARO SYSTEM.yom(ハローシステム ドット ヨム)」として展開。2003年度には24億円の売上を目指す。

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