トラボックス／全国の第一種利用運送事業許可取得

トラボックス（株）は、東京の一営業所のみで、全国１０運輸局における第一種利用運送事業許可を取得した。
第一種利用運送事業許可取得により、今までタッチしていなかった会員間の取引に、トラボックスネットが直接仲介することが可能となり、また、荷主企業から直接、輸配送を受注し、それをトラボックスネット会員各社に委託するといった実運送事業も可能となる。
本来、全国１０ヶ所の運輸局（北海道・東北・北陸 信越・関東・中部・近畿・中国・九州・沖縄総合事務局）ごとの許可が必要だが、さらに各エリアに営業所を設置することが必須の許可基準となっているが、トラボックスネットのインターネットでの全国ネットワークの取引形態の実態により、東京の一営業所のみでの許可が認められた。
「トラボックスネット」は現状、会員間の責任において取引を行っており、決済サービスにより輸送運賃の仲介は行っているものの、実際の運送業務に介在することはなかった。
今後は、トラボックスネットが大手企業を含めた荷主企業から直接、輸配送の受注をすることにより、会員運送事業者に荷物の安定的供給を行い、また、会員運送事業者の空きトラックの効率利用による売上の増加および、荷主企業への適正運賃かつ、安定的なトラックの供給を同時に可能にする。
来年３月には、月間３０００万円、
来年１２月には、月間１億２０００万円の売上を予定している。