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SASインスティチュート ジャパン/「SAS Marketing Automation」を発表、分析系CRMソリューション提供

2002年11月14日/未分類

(株)SASインスティチュート ジャパンは、「SAS Marketing Automation」の出荷を開始した。「SAS Marketing Automation」はマーケティング活動の効率化を支援する統合型分析系CRMソリューション。SASは、同ソリューションの提供によりマーケティングの視点からの企業経営支援を実現する。
昨今、消費者のニーズに合わせた多種多様な商品/サービスがめまぐるしく提供され、また、消費者の嗜好も短いサイクルで流動している。
そうしたビジネス環境下で、顧客を獲得・維持し、その管理コストを低減し、かつ収益を拡大させることは企業にとって非常に重要な課題。
マーケティング管理者は、効果的なCRMの実現のためには、適切な分析手法の活用によって顧客を深く知り、ターゲット顧客層に最も有効なマーケティング戦略の展開が不可欠であると考えている。
また、社内のシステム運用を手がける情報システム管理者は、効率的なマーケティング活動を行うためのシステム基盤の構築を課題にしている。一方、経営者・財務管理者は、マーケティング活動における費用対効果を重視している。こうした企業内の各部門が抱える課題を解決するために、SASは企業レベルで活用できる包括的なマーケティング・オートメーションに向けたソリューションの提供を開始した。
「マーケティング・オートメーションとは、顧客理解に基づいたマーケティング活動を「戦略立案、ターゲティング、実行、効果検証」というプロセスにそって実施し、顧客との最適な相互関係を継続的に築く「統合型分析系CRMソリューション」。
「SAS Marketing Automation」は、コールセンターやダイレクトメールといった実行系CRMで蓄積されたコンタクト履歴などの大量データを収集・加工し、顧客データウェアハウスとして蓄積している。さらにSASの分析力を活かした手法で顧客を深く理解し、効果的なキャンペーンを実施し、最終的にはレポーティングまでを一貫して行う。
これにより、企業が活用しきれず眠っていた膨大な顧客データを「真の顧客情報」として活用できることになる。同社では同ソリューションを、カード会社や銀行、保険会社等の金融機関、通信業界、流通業界、消費財メーカーなど、顧客数およびキャンペーンの多い企業に向けて展開し、今後1年間で10サイトへの導入を目指す。

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