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近鉄エクスプレス/連結中期経営計画(3ヶ年)策定

2002年11月17日/未分類

(株)近鉄エクスプレスは、2002年度(2003年3月期)から2004年度(2005年3月期)までの3ヶ年中期経営計画を策定した。
グループ連結中期経営計画(2002年度から2004年度)>
1.計画期間
2002年(平成14年)4月1日~ 2005年(平成17年)3月31日までの3ヶ年
2.基本目標(2005年3月期)
営業収入240 000百万円(2002年3月期に対し約1.3倍)
営業利益8 500百万円(2002年3月期に対し約2.0倍)
経常利益8 000百万円(2002年3月期に対し約1.8倍)
3.基本方針と重点施策
「高品質なサービスをワンストップで提供する
〝グローバル・ロジスティクス・パートナー〟を目指して」
<基本方針>
近鉄エクスプレスグループ一体となった営業活動の強化
国際輸送(航空・海上)事業の基盤を拡大し、航空輸送業務(エアーフォワーディング)で培ってきた顧客を中心層にして、より高品質なロジスティクスをワンストップで提供し(フォワーディングオプティマイゼーション)、お客様の信頼と満足を第一に考えること(カスタマー・インティマシー)により近鉄エクスプレスグループの安定的な成長と利益の獲得を実現する。
1) グループ4極の総合力を生かした販売活動の推進とMNC(Multi-National Corporation)への販売を強化する
2) 顧客満足度を向上させるためのSOP(Standard Operation Procedure)の策定
3) 組織横断的な顧客情報の共有により望まれるサービス品質を的確に把握し、顧客との長期、安定的なパートナーシップを構築する
<重点施策>
4つの基本戦略の遂行
1)コア・ビジネスでの利益拡大(プロフィタブル・フォワーディング)
(1) フォワーディング事業においてより利益志向を強め、特定品目にとらわれることなく、自動車部品、医療・医薬品の取扱いを収益構成比20%程度に高める
(2) 半導体製造装置、温度管理貨物、高級アパレル、化学・危険品などの特殊輸送サービスを強化する
2)ロジスティクスサービスの提供(バリュアブル・ロジスティックス)
(1) フォワーディングで培った顧客に高付加価値のロジスティクスサービスを提供する
3
(2) Global Logistics Committeeで蓄積したノウハウを、グローバルスケールで展開し、ロジスティクスサービスを高度化する
(3) 日本、アジア、米国での物流施設の充実とロジスティクスサービスの販売を強化する
3)海上事業の拡大(グローイング・オーシャン)
(1) 環太平洋地域、特に中国発日本向け・米国向けの海上貨物路線を最重要レーンとしてグローバルに販売体制を強化する
(2) 海上通関及びロジスティクス施設を利用した海上貨物販売を強化し利益の拡大を図る
4)中国など成長市場での先行展開(チャイナ・リンケージ)
(1) 中国国内の配送網の充実により、お客様の物流ニーズに対する満足度を高める
(2) 華東・華南を中心としたVMI(Vendor Managed Inventory)・3RD Party Logistics・特殊輸送サービスの拡充を図り、お客様の内陸地域への進出を支援する
(3) グローバルな中国市場開拓特別チームの設置など重点的な投資を全グループの視点で行う
グローバル経営インフラの強化
事業戦略の遂行と同時にその実現のためにグループ経営インフラの強化を継続して行う
1)組織横断的なお客様情報の共有
2)世界本部(World Headquarters)の設置と企画業務の強化
3)コア人材とスペシャリストの育成
4)グローバルIT機能の高度化
5)コンプライアンスの強化

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