第一セメント(株)と中央商事(株)は、平成15年10月1日を期日として、両社が合併することを決定し、合併覚書を締結した。
両社は、ことし9月10日に「事業に関する包括的な業務提携を行うこと」について基本合意書を締結し、[1]情報の共有化による販売・物流ネットワークの拡充、[2]技術交流による生産体制の効率化および新商品の開発、[3]環境リサイクル事業の推進の3分野における事業提携を核として、業務提携委員会を中心に生産、販売、原料・資材調達、物流、研究開発など多方面における業務提携のシナジー効果について鋭意協議を積み重ねてきた。
その過程において、両社の得意分野、主要顧客、営業地盤等の補完性が高いことから、更なる相乗効果の実現および両社の企業価値の向上を図るためには、一元化された経営戦略のもとで一貫した生産・販売体制の確立、最適な原料・資材調達および物流拠点と、より効率的な物流ネットワークの確立が必要不可欠であり、合併による経営統合を行うことが最善であるとの認識で両社が一致した。
両社の統合により、セメントから骨材、コンクリート、コンクリート二次製品といったセメントおよびコンクリートに係る製品の一貫した生産・販売体制が構築され、製品開発力および販売力の強化が可能となり、加えて、物流拠点および物流ネットワークの統合・再構築による効率化を図ることで、コスト競争力の強化を行い、より強靭な企業体質を確立し、更なる企業価値の向上に寄与できるものと考えている。
合併の日程
平成14年12月13日 合併覚書承認取締役会合併覚書調印
平成15年2月中旬(予定) 合併契約書承認取締役会合併契約書締結
平成15年6月下旬(予定) 合併契約書承認株主総会
平成15年10月1日(予定) 合併期日
合併方式:第一セメントと中央商事は合併するが、法手続き上、第一セメントを存続会社とし、中央商事は解散する。
合併比率
第一セメント1中央商事1
株式の割当:中央商事株式1株に対し第一セメント株式1株を割当交付。
合併後の状況
商号 未定(新商号を検討しております)
事業内容 セメント、骨材、コンクリート二次製品の製造ならびに販売
本社所在地 神奈川県川崎市
代表者代表取締役社長 濱崎泰行
資本金 未定
総資産 39,745百万円(平成14年9月30日現在の両社の単純合計)
決算期 3月
合併後の業績見通し 合併による連結業績への影響は現在精査中。
なお、中長期的には、合併により一元化された経営体制のもとで、連結業績の向上への寄与が期待できると考えている。
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第一セメント、中央商事/来年10月に合併、物流ネットワーク拡充
2002年12月15日/未分類
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