東海冷蔵／三重事業所 冷蔵倉庫増設

(株)ニチレイの低温物流事業の子会社、東海冷蔵（株）の三重事業所は、自動倉庫4000トンの庫腹増設と機能強化を行った。
東海冷蔵三重事業所は、昭和53年11月に設置されて以来、冷菓・海苔・水産加工品等を中心に冷蔵保管事業を行なっていたが、顧客からニーズが高まり、物流センターとして機能、庫腹の増強を図る必要があった。
平成14年5月にスタッカークレーン等自動荷役機器を装備した冷蔵倉庫増設工事を着工、平成14年12月4日をもって竣工した。
今回自動倉庫を増設したことにより、大量の入出庫を伴う冷菓等の商品を効率良く荷捌きできるようになり、夜間の入出庫などにも柔軟に対応できるようになるとともに、保管能力も約１万６千トンに達し、地域の中核的な冷蔵倉庫として機能することになった。
冷蔵倉庫増設工事概要
所在地：三重県一志郡三雲町大字小舟江字西宮23
設備能力：冷蔵Ｆ級 4 143トン（1 542パレット収容）
（増設後合計 16 123トン 内訳：F級 16 023トン、 C級 100トン）
自動庫設備：スタッカ-クレーン、入出庫コンベア、パレット搬送無人台車等