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フレームワークス、菱通グループ/中国でLogistics Station iWMS販売

2003年01月23日/未分類

(株)フレームワークスと菱通ジャパン(株)は、フレームワークスのWMS製品「Logistics Station iWMS」の戦略的システムインテグレーションパートナー契約を締結し、菱通ジャパン及び同じ菱通ホールディングスグループ(以下:菱通グループ)に属するグループ会社、上海菱通軟件技術有限公司(以下:上海菱通)を介して、同製品の中国での販売を開始することで合意した。
これにより、フレームワークスは昨秋の韓国に続き中国での製品販売を開始することになり、3カ年で両社で10億円(フレームワークス4億円、菱通グループ6億円)の販売を見込んでいる。
戦略的システムインテグレーションパートナー契約の内容
・菱通グループによる中国および日本国内でのLogistics Station iWMSの販売、保守
・菱通グループによるLogistics Station iWMSの中国語版の開発、機能追加、バージョンアップ
・共同マーケティングの実施
・菱通グループによる顧客企業への導入に伴うシステムインテグレーションおよびカスタマイズの実施
・菱通グループによる物流システム関連ソリューションの提供
フレームワークスでは、世界の工場としての中国の役割は今後飛躍的に高まると共に、それに伴い中国への原材料や部品の供給や世界中の消費地に向けての完成品の流通を行うための物流の重要度は劇的に増大し、グローバル規模での調達および供給体制構築の機運が、今後一気に高まるものと予測しており、ロジスティクス管理のニーズの高まりをとらえて、両社がパートナーとして中国市場開拓に取り組むことで合意ができた。
菱通グループは、これまでに、主に中国へ事業展開する日系大手企業及び中国国内の販売流通大手企業のSCMシステムならびに物流システムの構築を手掛けており、中国国内物流システムニーズの高揚及びシステムの大型化傾向に対処するため、このたびの提携によりWMSパッケージをベースにしたロジスティクスシステムビジネスを開始することになった。
菱通グループでは、フレームワークスとの提携に至った理由として、顧客の短納期、低コスト、標準化志向への対応、中国物流企業の大型化、専業化、サービスの多様化への対応、システムとしての汎用性、拡張性、安定性、カスタマイズ容易性が高く、多くのユーザ実績に裏付されたWMSとして、評価したもの。
フレームワークスでは、中国市場にて成功を納めるためには、現地の有力なIT企業とのパートナーシップが不可欠であるとともに、中国での確実なサポート体制を構築することができ、中国においては多数の実績と人材を有する菱通グループとの提携で、中国市場にてWMSビジネスを展開する上で、重要と考えている。
菱通ジャパンの会社概要
設 立:2001年5月
代表者:代表取締役 佐藤隆治
社員数:16名(上海菱通170名)
資本金:9 000万円
ホームページ=http://www.lingtong.jp
・事業内容
菱通ジャパンは、持株会社菱通ホ-ルディングスの傘下の企業であり、同様に傘下のグループ会社である上海菱通との緊密な関係により日本、中国を中心とするアジア市場にフォーカスを当て、゛国際先進IT技術、高品質のサービス、優秀な人材″を「三位一体」に融合しコンサルティングからアフターケアまでの一貫したサービス体制、WebTechnologyを中心としたオープン化技術、豊富な業務経験による各業界向けシステムソリューション及び多言語(中・日・米)対応のグローバルなサービス体系を確立している。
上海菱通は中国上海を技術開発及びビジネス運営のヘッドクオーターとして中国の大企業及び在中国外資系企業向けに、顧客企業の戦略の策定・構築・運用に至る全プロセスに対応する
SDCM(Supply&DemandChainManagement)ソリューションサービスを提供している。

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