LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ナイス/木更津物流センター竣工

2003年01月26日/未分類

ナイス(株)は、住宅建築用の集成材をはじめ、プレカット・パネルなどの総合物流機能を有する「木更津物流センター」(所在地:千葉県木更津市築地2-5)を竣工し、1月20 日より本格的に業務を開始sita。
「木更津物流センター」は、約10 900 坪(約36 000 ㎡) の敷地に、集成材のピッキングセンター、プレカット工場、パネル工場を併設する約6 000 坪(約20 000 ㎡)の倉庫を設置したもの。
「東京湾アクアライン連絡道」「館山自動車道」ならびに国道16 号線が結ばれ、物流拠点として恵まれた立地である上、新日本製鐵㈱君津製鉄所に隣接して24 時間操業・出荷が可能で、港湾地区で海運上のメリットも期待できる。
概要
「集成材」
・国内の構造用集成材最大手の銘建工業㈱(安東俊夫社長、本社:岡山県真庭郡勝山町)と提携し、約2 000 坪を同社の東日本地区における物流拠点として賃貸する。同社は、欧州最大手の林産企業であるフィンランドのストラ・エンソ社と合弁で設立したラムコ社(オーストリア)が製造するレッドウッド集成平角を中心に在庫し、弊社の販売網を通じて東日本全域への供給を図る。
同社は倉庫内に高いアッセンブル機能を有する、最新鋭の自動ピッキングマシンを導入した全長100mのピッキングステーションを設置し、さまざまな受注にも迅速に対応できる体制を整えており、「木更津物流センター」の大きなメリットとなる見込み。
・ナイス集成材営業部は、横浜物流センター(横浜市金沢区)など首都圏における物流拠点を「木更津物流センター」(うち約1 000 坪を利用)に集約して在庫および業務の効率化を図るとともに、銘建工業(株)の在庫と合わせて品ぞろえを強化し、関東地区におけるシェアの拡大を目指す。
「プレカットおよびパネル」
・100%出資子会社であるナイスプレカット(株)の木更津工場を新設し、ナイスが商品化した金物接合による集成材構造躯体「ウィンウッド-D」の加工および金物の取りつけを行う生産ラインを設置する(月産150 棟体制)。
今後は弊社の取り扱う集成材金物工法「ゴールドメタル」の躯体生産にも着手するほか、弊社高断熱工法営業部が取り扱う断熱パネル「NPパネル」の生産ラインを併設する予定。
「その他」
・現在、東京・新木場の「新木場2×4センター」でアッセンブルおよび物流を行っている2×4材について、3月より「木更津物流センター」に移転し、機能を集約し、建材・住設機器を工務店の現場に納材する体制を追加し、住宅建築用資材の総合物流センター化を目指す。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース