東京都／ディーゼル車メーカーに対し買い換え促進協力要請

東京都は2月6日、ディーゼル車メーカーに対し、ディーゼル車の買い換え促進についての協力要請を行った。
出席者：環境局長、自動車公害対策部長
ディーゼル車メーカー7社の代表
（日野自動車(株)、いすゞ自動車(株)、マツダ(株)、三菱ふそうトラック・バス(株)、日産自動車(株)、日産ディーゼル工業(株)、トヨタ自動車(株)）
会議の結果について
・要請の内容（要請文のとおり）
事業者のディーゼル車買替え促進
酸化触媒の生産・装着体制の強化
事業者への積極的な情報提供
・要請に対するメーカー発言
要請については、社を挙げて協力していきたい。
酸化触媒については、秋口から需要が急増しているが、供給体制には問題ないので安心して欲しい。
・意見交換（主なもの）
都の意見
事業者の負担軽減に配慮した買替え促進のキャンペーンなどが実施できないか。
メーカー系列以外の整備工場へも酸化触媒の供給、保証などができないか。
元年規制車のユーザーに対し、直接買替えについて働きかけて欲しい。
メーカーの意見
要請の3点については、全面的に協力していく。
キャンペーンについては、積極的に検討していく。
都の新たな融資制度は買替えに有効であり、ユーザーへ情報提供していく。
酸化触媒の供給は系列以外でも可能、また保証もしている。
・メーカーとの合意内容
要請と意見交換の内容を踏まえ、今後、都とディーゼル車メーカーで定期的な協議の場を設けていく。
事業者と直接接する自動車ディーラーを対象として、買替えやＰＭ減少装置装着の支援制度などについて、説明会を開催する。