コクヨ／建材生産体制の再編

コクヨ(株)は、平成１５年１０月を目途に建材（間仕切り　等）の生産体制を再編し、子会社であるコクヨメーベル(株)の岡山工場を、コクヨの建材工場である芝山工場（千葉県山武郡芝山町）に統合する。 　
これまで同社の建材事業は、東日本では芝山工場、西日本ではコクヨメーベル岡山工場が生産拠点として商品供給を担当してきたが、建材の需要は特に首都圏に集中する一方、西日本では低迷が続いて折り、構造改革の一環として、建材の生産拠点を全国１ケ所に統合して生産効率を高める。
　
設備の老朽化したコクヨメーベル岡山工場は、平成１５年６月をもって生産を終了し、同工場での生産分は芝山工場に統合する。
今回、生産拠点を統合して生産量を大幅に増やすとともに、生産革新活動を通してコストダウンを図ることにより、当社の建材事業における商品競争力を高め、統合によるコストダウン効果は約１１億円（平成１５年度から２年間）を見込んでいる。
　
統合までのスケジュールは、 平成１５年６月 コクヨメーベル岡山工場での生産終了し、同年７月～９月コクヨ芝山工場への設備移転し、１０月には統合完了する。