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富士通、PFU /インターネット対応型ロボット「MARON-1」限定販売開始

2003年03月16日/未分類

富士通(株)と(株)PFUは、携帯電話で操作するインターネット対応型ロボット「MARON-1」(マロン・ワン)を企業ユーザ様を対象に、3月14日より限定販売する。
今回の限定販売は、インターネット対応型ロボットを活用したソリューションビジネスを展開予定のシステムインテグレーターやビジネスモデルを検討中の企画部門の方々を対象に販売し、さまざまな利用シーンでの動作条件や使用条件を顧客とともに検証し、今後の開発および量産モデルに反映していくことを目的としている。
「MARON-1」は、ロボットを使用したホームヘルスケアのコミュニケーションシステム、遠隔地監視・侵入者検知機能を活用したホームセキュリティシステムなどの用途に利用いただくことを想定している。
第一号ユーザとして、大分県のマンションデベロッパーが内定している。
今回の限定販売の検証結果を反映した量産モデルの販売を、2003年度第2四半期に予定しており、日常生活をサポートするホームロボットとして、一般家庭や小規模事業所、医療・介護施設等において利用できる。
「MARON-1」は、昨年、(株)富士通研究所が研究開発したインターネット対応型ロボットで、携帯電話を使って留守宅のリモート監視や家電の遠隔操作、ハンズフリーの電話として利用でき、搭載したカメラにより、遠隔地の画像を撮影し、携帯電話で確認することも可能。
なお、開発・製造・ユーザサポートはPFUが担当し、販売は両社が協力しておこないます。PFUは、これを機に新たなビジネスとして富士通グループのホームロボット開発をおこなっている。
販売価格(税別)298 000円
製品の特長
携帯電話による遠隔操作機能
「MARON-1」に搭載しているカメラ、赤外線センサーなどを携帯電話で操作して、遠隔撮影や家電の操作、およびロボットの移動操作を行うことができる。
・前進、後退、左右回転といった詳細な指示を与えて自在に動かすことが可能。
・少差の段差を乗り越えることが可能。
留守番機能
留守宅への侵入者を検知し、侵入者を検知すると、警告音を出すとともに、あらかじめ登録した電話に緊急通報する。
家電の遠隔操作
赤外線リモコンインタフェースにより、赤外線リモコン対応のエアコン、テレビ、ビデオなどのスイッチON/OFFなど、家電の遠隔操作を行うことができる。また、指定した時間に登録した動作を実行することができるので、ビデオの予約録画なども可能。
ハンズフリー電話機能
ハンズフリーの電話として利用でき、頻繁にかける電話番号を登録しておくと、ワンプッシュで電話することができる。
カメラによる撮影機能
「MARON-1」に搭載した回転機能付カメラにより画像を撮影し、携帯電話で確認することができる。
また、「MARON-1」から送られてくる画像から、移動先の位置を指定することができる。
「MARON-1」の主な仕様
外形寸法 32(W) X 32(H) X 36(D)cm
重量 5.5kg
可動部 駆動輪×2(左右)、クローラー旋回×1、カメラ駆動×2(パンチルト)
搭載センサ カメラ(640×480ピクセル)×2、赤外線受信/発信(家電リモコン)×1、近距離センサ×1、バンパスイッチ×2
ユーザインタフェース タッチパッド×1、メニュースイッチ×5、 ファンクションスイッチ×2、 4インチTFTモニタ×1、 マイク×1、 スピーカ×1
OS WindowsCE 3.0(R)
バッテリ ニッケル水素(本体内蔵)
バッテリ稼動時間 約10時間(省電力待機モード時)
使用条件 動作温度: 0~40°C 動作湿度:30~80%RH

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