東京都／「ＣＡＬＳ／ＥＣアクションプログラム」策定

東京都は、公共事業にＣＡＬＳ／ＥＣを導入するため、公共事業の受発注者からなる「東京都ＣＡＬＳ／ＥＣ推進協議会」を平成１４年７月に設立し、ＣＡＬＳ／ＥＣの普及と受発注者相互への計画的な導入を検討しているが、「東京都ＣＡＬＳ／ＥＣアクションプログラム」を策定した。
このアクションプログラムは、公共事業のライフサイクルにおける各種情報を電子化し、情報の交換・共有・連携・再利用を実現することにより、公共事業における品質の向上、コスト縮減、業務執行の効率化等を目指すとともに、都民へのサービス向上を図ろうとする行動計画。
直訳すると「継続的な調達とライフサイクル支援」。他の組織と業務上必要な情報を標準化、電子化して共有・共同利用することで、低コスト化、工程短縮、品質の向上を図ることを目的とする。ＣＡＬＳ／ＥＣという場合は、公共工事実施の際にＣＡＬＳとＥＣ （Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｃｏｍｍｅｒｃｅ→電子商取引）の手法を取り入れ、設計－入札－契約－施工－維持管理などの過程でＩＴを適用すること。