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フルノシステムズ/防水対応の放射温度センサ一体型次世代情報端末「finpad 250iT」新発売

2003年04月24日/未分類

(株)フルノシステムズは、冷凍倉庫&耐環境シーンに対して、情報端末の活用を目的に、SS無線+ BluetoothTMインタフェース内蔵の無線端末機に放射温度センサを一体化させた「finpad(フィンパッド)iモデル」の 姉妹機「finpad 250iT」を商品化し、5月30日より発売する。
「finpad250iT」は、無線端末機に放射温度センサを一体化させ、通常のハンディ端 末で取得できる製品のバーコード情報以外に、製品の表面温度データを瞬時に測定し、バーコードデータと同時に温度データを取得できる、業界初の次世代情報端末。
耐環境性能に優れており、水が影響する悪条件下でも、使用できる防滴性能を有 し、水産現場や店舗のバックヤード、配送センター等の様々な過酷なフィールドで活用できる。
無線通信方式には、SS無線以外にBluetoothTM機能を加えることにより、プリンタ 等の周辺機器
とのワイヤレス化が実現でき、操作環境にも配慮し、本体は、小型軽量化と 反射型カラー液晶を採用している。
さらに、端末にはバイブレータを搭載しているため、スキャ ナでの読みとり確認などに活用できる。運用面での最大の特長は、高性能バッテリを採用しており、長時間の運用を実現する。
finpad250iTにおける、無線端末機とホスト間のやりとりをコントロールするミドルウェアは、WindowsNT/2000 Server/XP Professionalの無線端末エミュレータとして機能できるMORS/WARPwitに対応しており、効率的なソフト開発やメンテナンス性の向上が期待できる。
同社が業界で初めて放射温度センサ一体型の無線端末機を発売することで、冷凍食品やチルド食品の温度の履歴管理を容易に実現し、トレーサビリティの確立に対応できるものと期待される。
流通加工工程や輸送過程において、HACCPの思想、システムが重要視されており、finpad250iTの活用できるものと予想される。
「finpad250iT」の適用分野
物流・流通等での、耐環境性能と温度管理が求められる過酷なフィ ールド、例えば冷凍倉庫や店舗内のバックヤード、配送センター等に用途、目的に応じて活用できる。
(姉妹機:低温環境下でご利用の場合、冷凍倉庫対応のfinpad230iに放射温度センサを一体化したfinpad230iTも用意)
・倉庫、配送センターでの入出荷管理端末&温度履歴管理端末として
・倉庫、物流センターでのピッキング端末として
・店舗、配送センター等での検品管理、温度管理端末として
・水産現場、市場等、水の影響を受けやすい場所での業務管理端末として
finpad 250iTの特長
・SS無線とBluetoothTMインタフェース内蔵の二つの通信方式を採用。
(Bluetooth内臓で、無線プリンタ等の周辺機器と容易に接続)
・256色対応の反射型カラー液晶を採用し、低温下や急激な温度変化においても、最適な視認性と操作性を確保。
・本体上部に標準でレーザスキャナを内蔵することで、様々なバーコードの読みとりが可能。
・業務用端末でありながら、小型軽量ボディを実現。(約755g・ラバープロテクタ 除く) 
・低消費電力稼働による長時間運用の実現。(0℃以上 約13時間)
・耐環境性を重視した、IP67準拠の防塵/防水性能。
・グリップの採用により、持ちやすさや操作性の向上を実現。
・無線LAN対応のミドルウェアMORS/WARPwit※に対応することで、効率的なシステム開発および、容易なメンテナンス性を実現。
・冷凍倉庫仕様の端末機やフォークリフト搭載型の端末機との組み合わせで、最適な ニーズに応じた、センター全体のシステム構築を実現。
価格 362 000円   
販売目標 1000台

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