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ブラクストン/短期間・低価格でSCMの導入効果検証

2003年05月25日/未分類

ブラクストン(株)(旧名デロイトトーマツコンサルティング、以下:ブラクストン)は、企業がSCMの検討・導入段階において、短期間かつ低価格で導入効果を測定できるSCMの導入効果簡易分析ツール、QIA(Quick Inventory Analysis:定量分析用)とQIDA(Quick Inventory Diagnosis +APO:定量&定性分析用)を開発し、国内製造業界向けにこれを用いたSCM導入期待効果予測サービス、SCM現状診断サービスの提供を5月26日から開始する。
数多くのSCMプロジェクトの導入実績及び独自の導入方法論をもつブラクストンは、過去の経験に基づきサプライチェーンに関する問題・課題が顕在化される“在庫”に焦点を定め、比較的短期間かつ低コストでSCMの導入期待効果測定を可能にした。
これにより企業は、SCMプロジェクトの検討・導入段階で、実際に目で見て分かる数字として、SC
Mの導入期待効果を測定することが可能となるほか、すでにSCMプロジェクトを実施している企業も信頼できる理論に基づいた、導入期待効果測定をすることが可能となる。
また、定性分析を活用することで企業の現状におけるSCMプロセス上の問題点やその要因の把握が可能となり、それに対する諸施策を得ることが可能となりる。
ブラクストンでは、SCM検討・導入段階に効果測定を実施したいという企業のニーズに対し、独自のSCM導入効果分析方法を2年ほど前から活用してきた。今回、そのノウハウを標準化し、より効果的に活用できるツールとして確立することで、企業の費用的・時間的負担を軽減し、より利用しやすくすることを可能にした。
このサービスには、ブラクストンIES 事業部の約40 名のSCM専門コンサルタントが担当する。
QIAの概要
企業から出荷実績・在庫情報・製品マスター等のデータ提供を受け、需要予測シミュレーション、在庫シミュレーション(適正在庫数量算出)を実施。シミュレーションの結果よりSCMの導入効果を定量分析し、現状在庫に対して数量/金額の両面から削減機会を提供します。価格は200万円からで、分析に費やす期間が1~2 週間程度。
需要予測シミュレーションはSAP社APO(アドバンスト・プランナ・アンド・オプティマイザ)を使用して実施。
QIDAの概要
QIAの定量分析に加えて、現場の各担当者へSCM導入の重要な要因となる業務毎に100 項目程度のインタビュー調査を実施。その結果をもとに、要因・プロセス・施策の三次元の切り口でサプライチェーンを捉えた分析を行い、どのプロセスがサプライチェーン上でネックになっているのか、改善ポイントはどこかを明確にする。
QIDAにより、定量分析による在庫削減機会の提供だけでなく、浮き彫りとなったSCMの課題に対して、ブラクストンにおける過去の事例で蓄積された、解決策を基に定性効果・施策を導き出す。価格は800万円からで、分析に費やす時間は3~5 週間程度。
基本的にQIDAはQIAによる定量分析を包括している。
QIA・QIDA サービスの流れ
企業担当者は、既存データを収集するためのカウンセリングを半日~1日程度受けて、自社のデータをまとめてブラクストンにご提供いただきます。ブラクストンは同ツールを使って分析し、さらにその企業独自の問題に対するコンサルタントのアドバイスを加え、上記期間(1~5週間程度)で在庫削減機会、改善施策に関する最終報告レポートを提供する。
企業側でツールを購入・導入する必要はない。
QIDAによる定量/定性の両面からの分析をお薦めいたしますが、はじめはQIAの定量分析を行い、次ステップにて、QIDAによる定性分析や、さらに緻密な定量分析を行うことも可能。
企業はその結果に基づき、SCM改革の意思決定を行うことができる。
また根拠のある定量目標(余剰在庫削減など)を設定することが可能となる。
■連絡先
ブラクストン株式会社
IES事業部QIA/QIDA担当:廣敦
電話:03-5521-5678(部門代表)
FAX:03-5521-5777
mailto:japan@braxton.com

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