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日本通運/「e決済サービス」、航空貨物輸送に拡充

2003年06月08日/未分類

日本通運(株)は、日通商事(株)との連携で昨年から展開している「e決済サービス」に、新たに航空貨物輸送―日通航空のe決済サービス「EDIセレクト・ペイメントサービス」を追加し、充実を図る。
「e決済サービス」は、日通商事が展開している「アロッズペイメントサービス」を利用して、商品代金決済をワンストップでサポートするシステム。
2002年6月には「ペリカン便e-決済サービス」、2003年1月には「ひっこし王e決済サービス」とシリーズ化している。
代金引換、クレジットカードの利用に加え、コンビニエンスストアーでの支払い、銀行振込み、郵便局での振込みも可能であり、他社と比較して選択幅の広い、充実した複合決済機能。
また、代金決済については日通商事が一括して行うことから、利用する事業者側での売掛金管理の負担が軽減される等、後方事務簡素化も提供できる販売者支援機能を有しており、受注者、出荷者、エンドユーザーいずれにもメリットのあるサービス。
今回追加した日通航空の「EDIセレクト・ペイメントサービス」は、複合決済機能・販売者支援機能の他に、つぎのような特徴を有している。
1. 日通航空の国内貨物情報システム「SPEED」と連携させ、顧客の発注情報をもとに送り状の自動発行、各集荷作業店への集荷手配が瞬時に行われ、手続きは簡便化される。
2. 最速の航空貨物輸送サービスとの組み合わせにより、リードタイムの短縮(全国翌日午前中配達)が実現される。
3. 生鮮食料品、精密機械等、ペリカン便規格(重量30kgまで、三辺合計170cmまで)を超えるサイズの荷物の取り扱いが可能となる。
4. ペリカン便では30万円が上限となる決済金額が、99万円(代金引換のみ50万円)まで取り扱うことが可能となる。
このサービスでは、例えば購入者がインターネットで午前中に申し込んだ商品を当日出荷し、航空輸送によって翌日配達することも可能であり、物流面は日通航空がサポート、精算業務は日通商事が行う。
通販業者や小売業者において課題とされている、商品代金の回収手段の構築と、受注、集荷指示、輸送用の送り状の作成、発送などの物流とその周辺業務で発生する多大な事務を軽減することが可能となる。
日通航空では、この商品を新たに通信販売を始めようとする事業者や、既にインターネットでの通信販売を行っている事業者を中心に、初年度で800社程度の取り扱いを目指す。

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