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東芝ITソリューション/改正薬事法(生物由来製品トレース)に対応した「企業間トレーサビリティソリューション」提供

2003年06月08日/未分類

東芝ITソリューション(株)は、生物由来製品・ロットトレース情報等を企業間で簡単にコラボレーションできる仕組み「シンフォニーボード」を開発し、トレーサビリティ・ソリューション事業を展開する。
東芝ITソリューションでは法改正に伴い、国内で数少ない医療業界トレーサビリティシステムにいち早く対応したソリューションに取り組む。
医薬品・医療機器の元売業者や販売業者および医療機関での販売先情報やロット番号、また、納入先医療機関情報や使用した患者情報など、製造から流通、販売における全ての情報を簡単にWebから入力・検索できる環境を提供し、医療業界のトレーサビリティをバックアップするWebベースデータ共有ソリューション「シンフォニーボード」を提供する。
これにより、同事業で2004年度までに売上高3.9億円を目指す。
「シンフォニーボード」は、XML、分散DB、Web技術、B2B製品連携技術で構成され、生物由来製品トレース・未報告アラート・ラベル発行機能などを備え、速やかな管理体制構築に柔軟に対応できるモバイルトレース情報管理機能(モバイルスキャニングシステム)や管理代行サービスを提供する。
・薬事法改定について
平成14年7月31日「薬事法および採血及び供血あっせん業取締法の一部を改正する法律」が公布され、生物由来製品の安全確保のため、原材料の採取から市販後の段階に至る安全対策の強化が図られる。
これに伴い、医療業界における各業者および医療機関には、生物由来製品原材料の感染症に係る情報収集・分析・評価・報告義務および、特定生物由来製品について「いつ、どこで、誰に販売/投与したか」という販売・流通情報の収集・記録・保管の義務が発生する。

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