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マニュジスティックス・ジャパン/オーストラリアの小売業最大手、コールズマイヤーとCPFR開始

2003年06月11日/未分類

米国マニュジスティックス社は、マニュジスティックスがソリューション支援しているGNX Supply Chain Collaboration Suiteを活用し、オーストラリアの小売業最大手、コールズマイヤーと共同でオーストラリア初のCPFR(協働による計画・予測・在庫補充)プログラムを開始したことを発表した。
この第1フェーズでは、コールズマイヤー傘下のColesおよびBi-Loスーパーマーケットチェーンが、消費財メーカー大手のP&G、ユニリーバと協力して、両社ブランド製品のプロモーション活動を管理する。
当初、4つの製品カテゴリーの325SKUを対象とし、将来的には食品、健康関連製品、ヘアケアおよびパーソナルケア製品、紙製品、洗剤、クリーニング・サプライ製品を含む1400SKUにまで拡張する予定。
GNXソリューションにより、情報交換とプロモーション計画・需要予測の承認が円滑化され、また在庫、サービス・レベル、補充状況の可視化が促進され、コラボレーションは、ColesとBi-Loの本部および倉庫、サプライヤ間の情報交換をベースに、複数のレベルで進められる。
こうしたプロモーション計画における深いレベルでのコラボレーションは、GNXソリューションに組み込まれたマニュジスティックスのNetWORKS Market Manager TMのユニークなプロモーション管理機能を活用して、従来からのCPFRプロセスを拡張する。
また、このソリューションには、すべての当事者が利益をモニタリングできる、完全統合化されたWebベースの数値的トラッキングおよびレポーティング機能が組み込まれている。
GNXは、小売業者とサプライヤ双方に対して共通のデータ・エントリー・ポイントとしての役割を果たすとともに、バックエンドのプランニング・システムとオーダー・システム間でデータの同期化を行うことで、両者のシステム間で完全なデータ統合を実現する。
こうした機能は、GNXプラットフォームにサポートされた自動データ供給に加え、CPFRプラットフォームから小売業者やサプライヤのレガシー・システムへの自動データ転送により可能になる。
このシステム導入により、自動化されたエンド・トゥ・エンドのプランニング・プロセスが実現。同社では、プロモーション計画プロセスの合理化と精度向上を通じてプロモーション活動の効率を改善することで、販促期間中の商品供給が円滑化し、販売増につながるものと期待している。

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