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沖電気工業/基幹業務システムとVoIPの融合ソリューションを開発

2003年07月03日/未分類

沖電気工業(株)は、企業の複数の業務システムを統合するEAIツール上に搭載するSIP(セッション・イニシエーション・プロトコル)インターフェーサーを開発した。
これにより、企業の持つ様々な業務システムとVoIP機能を融合した新しいソリューションの提供を実現できます。業務システムの中に、部門間調整など人間同士のリアルタイムコミュニケーションを可能にするプロセスを組み込むことで、顧客は、アプリケーションの統合だけでは実現できないプロセスも含めた業務の効率化が可能になる。
企業には、独自システムや、ERP、SCM、CRMなど様々な業務システムが混在しているが、業務効率化のために、これら複数のシステムを連携させ、データをリアルタイムに統合するEAIツールを導入する企業が増えている。
しかし、実際の業務では、在庫を融通するために部門間で調整する、あるいは上長の承認や判断を仰ぐ、といった人間同士のコミュニケーションが不可欠なプロセスが存在する。
スピーディで効率的な業務を行うには、単なる業務アプリケーションの統合だけでなく、適切なタイミングで人間同士が確かめ合うコミュニケーションのプロセスを組み込むことが必要。
今回開発したのは、SIPサーバと業務システムを統合するEAIツールを融合するためのSIPインターフェーサー。
EAIツールとしてウェブメソッド社の「ウェブメソッド統合プラットフォーム」を採用、このツールのビジネスプロセスマネジメント(BPM)機能上にSIPインターフェーサーを搭載し、ウェブメソッドのBPM機能とSIPサーバのもつリアルタイムIPコミュニケーション機能の連携が実現する。
お客様は、EAIツールを介してSAP R/3などの基幹業務システムに、リアルタイムIPコミュニケーション機能を融合することが可能になる。業務プロセスの中で相互コミュニケーションが必要な状況に至ると、ワンクリックで、SAPなどの基幹業務システムから必要データのみを抽出したリストが作成され、リスト上の相手の在席状況を確認するプレゼンス情報が表示される。
ユーザは基幹業務システム上の情報を共有しながら、IP電話、テレビ会議、インスタントメッセージ、メールなど様々な機能を使った双方向でのコミュニケーションが可能になり、必要な時に必要な相手と、適切な形で確実にコンタクトできるため、ビジネスプロセスを著しく効率化することができる。

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