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東芝テック/RFタグ利用による「店舗・物流管理システム」開発・発売

2003年08月31日/未分類

東芝テック(株)は、「RFタグ(非接触型ICタグ、RFID)」を専門店向けに開発した「RFタグ専門店、店舗・物流管理システム(仮称)(以下:専門店RFタグシステム)」を、「専門店(アパレル・ブランド・靴店など)・百貨店」をターゲットとして、ことし11月より販売する。
専門店の商品にRFタグをつけることにより、従来のバーコードシステムでは、非常に手間が掛かっていた専門店での店舗・物流在庫管理を大幅に効率化し、さらに在庫情報を顧客に提供することにより、機会損失の防止、及び来店顧客へのサービスレベルを大幅に向上させる。
専門店RFタグシステムは、東芝テックの有する主要顧客であるコンビニエンスストアやGMSでの店舗管理(在庫管理)のノウハウとアパレルメーカー「フランドル様」等にRFタグシステムの導入実績のある先端情報工学研究所(略称:Liti)との共同開発により実現した。
さらに、「読取・書込性能を大幅に改善した、新型タグ(仮称:コインタグ)」を(株)日本インフォメーションシステム(略称:JIS)が開発、東芝テックが2003年11月より、販売することで合意した。
同時に、コインタグ100枚、リーダ/ライタ、シングルアンテナ、読取ソフトをセットにした「評価用のお試しパック」75万円での発売を計画している。
このような取組みにより、東芝テックは、RFタグ関連ビジネスを早期に立上げ、2005年には、100億円の売上を目指す。また今後、2004年春を目指し、システム拡張のための「周辺機器(ハンディーターミナル、リーダ/ライタ、リライトプリンタ等)」を、順次、開発・発売を行っていく。
「専門店RFタグシステム」は、従来のバーコードでは、非常に手間と時間が掛かっていたために、十分行われていなかった検品・棚卸等の在庫管理の作業を、RFタグの特徴である複数商品一括・遠隔読取り等の機能を用い、簡単に短期間で行うことを目的としている。
この作業により得られた在庫情報を加工・活用し、店頭販売業務を支援するシステムです。
商品のサイズ、色違い製品の流通在庫状況の検索、試着希望製品の取り寄せ時間の確認推奨類似商品の紹介等が可能となり、顧客要望の30%以上がサイズ欠品と言われる専門店の商品提供機会を大幅に向上できると考えている。
店舗においても、商品を探したり、在庫確認・お取り置き等の販売業務における付帯作業の強力な支援システムとなり、RFタグ活用の拡大に伴って、さらに、在庫量の最適化、流通在庫のコントロールが容易になり、欠品商品の自動補充(他店や倉庫より)等の機能を拡充していくことが可能になる。
システム導入により、に専門店では、接客時間、欠品による販売機会損失、値下げロス、廃棄ロス
が短縮または減少し、顧客満足度の向上と粗利益の向上等のメリットが得られる。

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