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東芝/新型郵便物区分機をスウェーデン郵政公社より受注

2003年08月07日/未分類

(株)東芝は、スウェーデン郵政公社より、2段式集積部を採用して操作性を向上させた新型郵便物区分機8台を受注した。
受注金額は1億スウェーデンクローネ(約14億円)で、2004年6月から順次据え付けを開始する。
今回の受注を機に、同社は欧州を中心とした海外市場において、郵便物区分機を含む郵便物自動処理機の事業強化を図る。
受注した製品は、OCR技術を採用した郵便物区分機TT-1000シリーズの新製品。本製品は、郵便物の住所を正確に読み取るためアルファベット筆記体認識機能や複数のアルゴリズムを組み合せた認識方式を搭載し、読み取り精度の向上を実現している。
また、製品設計段階で負荷分析シミュレーションを実施し、区分処理された郵便物の集積部分を2段式とすることで、操作者が楽な体勢で作業をすることを可能とし、作業効率の向上を図っている。
郵便事業者向けに納入される製品としては、本製品が世界で初めて2段式集積部を採用した郵便物区分機。
欧州連合(EU)諸国では郵便事業への民間参入が進んでおり、各国の郵便事業者は効率化の追求によるコスト削減の見地から、郵便物区分機等の新システムの導入を積極的に進め、同社は、海外市場で10カ国にわたる郵便物自動処理機の納入実績を持ち、海外市場では欧州企業を中心としたメーカーが高いシェアを占めていた。
同社は、日本国内において長年にわたり培った技術力と実績を活かし、また、海外の現地法人を販売・サービスチャネルとして活用しながら、今回の受注を機に欧州を中心とした海外市場での郵便物自動処理機の事業強化を図り、2005年度には、海外事業での売上規模40億円を目指す。

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