セイコー、ペンタックス／眼鏡レンズ販売事業を統合

セイコー（株）とペンタックス（株）は、ペンタックスおよびその子会社における眼鏡レンズ販売事業をセイコーの眼鏡事業子会社であるセイコーオプティカルプロダクツ（株）に統合することで基本的に合意した。
セイコーとペンタックスは、国内外の市場環境に対応し、長期的に事業を育成し、当該産業への貢献を目的として、事業基盤を強めることが急務と判断した。今回、この眼鏡レンズ販売事業統合によって、ハイエンド市場で高く評価されているSEIKOとPENTAXの両ブランド力を最大限に活用し、多様な消費者ニーズに積極的に対応していく体制を整え、国内外の市場において売上・シェア拡大と事業基盤の強化を図る。
基本合意の骨子
１.ペンタックスは、同社およびその子会社における眼鏡レンズ販売事業に関わる業務を、セイコーオプティカルプロダクツに移管し、合わせてSOPに資本参加する。
（出資比率は20％および役員1名の派遣を予定）
２.事業統合日は2004年１月１日とする。
３.SEIKOおよびPENTAXの両ブランドを活用した商品展開とする。
４.事業統合を円滑に実現するため、「準備委員会」を設置し、準備を進める。
セイコーオプティカルプロダクツ（株）会社概要
代表者：熊谷　輝一
所在地：東京都中央区日本橋堀留町1-2-10　イトーピア日本橋SAビル
資本金：4億円
従業員数：257名（2003年3月現在連結）
売上高：233億円（2003年3月期連結）