本田技研工業(株)のフィリピンの部品生産会社であるホンダ・パーツ・マニュファクチュアリングは、既存工場に隣接してマニュアル・トランスミッションの新工場を稼働した。
新工場の生産能力は年間14万台分で、建設にともなう投資金額は約20億円で、今年度末までに約200名の雇用増を予定している。
ホンダ・パーツ・マニュファクチュアリングは、2002年7月より、既存の補修部品工場の一部を利用して、マニュアル・トランスミッションの生産を開始し、ASEAN地域内のHonda四輪工場向けに供給を行なってきた(2002年度生産実績は約1.6万台分)。今回の新工場の完成によって、03年度は約6万台分の生産を予定、欧州を中心にASEAN域外の四輪生産拠点へ向けた供給も行う。
世界に広がる生産拠点の競争力を最大限に活かした、高効率かつフレキシブルな調達・生産体制の構築を進めている。今回のフィリピンにおけるマニュアル・トランスミッション新工場の稼動、およびASEAN域外への輸出開始は、そうした戦略の一環。
低コストと高品質を両立できるHondaのアジア生産拠点の高い競争力を世界規模で活用し、拡大する四輪車生産に対応するとともに、一層の商品競争力向上を図って行く。
ホンダ・パーツ・マニュファクチュアリング概要
社名:Honda Parts Manufacturing Corp.
設立:1992年12月
所在地:マニラ近郊 ラグナ・テクノパーク(Laguna Technopark)工業団地
代表者:居波 治行(イナミ ハルユキ)
従業員:約330名(2004年3月予定)
資本金:8.108億ペソ(約18億円) ※1ペソ=2.2円で換算
出資比率:本田技研工業 100%
生産開始:1994年1月:四輪用補修部品
2002年7月:マニュアル・トランスミッション
生産品目:マニュアル・トランスミッション
四輪車補修用部品(主にバルクヘッドなどプレス部品)
生産能力:MT14万台分/年
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本田技研工業/フィリピンで、マニュアル・トランスミッション新工場稼動
2003年08月21日/未分類
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