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デンソー/「環境社会報告書2003」発行

2003年08月25日/未分類

(株)デンソーは、2002年度の環境社会活動をまとめた「環境社会報告書2003」を発行した。
環境活動に加え、コンプライアンス(法令遵守)、社会貢献、従業員の雇用環境など社会性に関する掲載内容を増やし、タイトルも「環境社会報告書」とした。
主な内容
環境マネジメント
グループ連結対応のマネジメントの推進に向けて、各社環境パフォーマンスデータの管理ならびに各社活動や改善事例など、 環境情報の共有化のため、「グループ環境情報共有システム」を構築し、運用を開始している。
環境コストは280億円(昨年は218億円)、環境効果は47億円(昨年は33億円)。
デンソー独自の環境指標「エコ・インジケータ」を導入し、活動レベルを評価する仕組みづくりを試行している。
開発・設計
代替フロンに比べて地球温暖化係数の小さいCO2(二酸化酸素)を冷媒とした 「フロンフリーカーエアコン」が燃料電池車に採用された。
自動車用電動モータブラシに使われていた鉛を、2003年7月に施行された欧州廃車指令に先行し、2003年3月に全廃した。
燃料の微粒化によりHC(炭化水素)を5~10%低減し、製品も25%軽量化したガソリン車用「UCインジェクタ」を開発した。
生産
2002年9月までに、国内全14事業所でゼロエミッションを達成。 また、国内グループ会社7社、海外グループ会社1社でも達成しており、今後もゼロエミッションを推進している。
CO2排出量の削減を推進してきましたが、当初の計画を上回る大幅な生産量の増加により、 同年度のCO2排出量目標90年度比102に届かず、107という結果になった。 生産変動に対応できるよう活動を強化し、2005年の長期目標達成を目指す。
ディーゼルエンジンの排出ガスを大幅に浄化する「新コモンレールシステム」を02年6月からタイで、 11月からハンガリーで生産を開始。 この新システムは排出ガス中に含まれるPM(粒子状物質)や NOx(窒素酸化物)等の有害成分を大幅に低減する。

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