農林水産省／食品トレーサビリティ地域フォーラム開催

農林水産省は、トレーサビリティの説明、先進事例の紹介及び消費者、関係事業者等との幅広い意見交換を行い、トレーサビリティに対する理解の促進を図るため、トレーサビリティ地域フォーラムを開催する。
ＢＳＥの発生や偽装表示等により、食品の安全性や品質に対する消費者の関心が増大している中で、信頼性確保の手法として、生産・製造、流通の各段階で食品の識別番号とその食品の仕入先、販売先等の記録・保管を行うことにより追跡・遡及が可能となるトレーサビリティへの関心が高まっている。
一方、我が国においてはトレーサビリティは緒についたばかりであり、トレーサビリティの概念や具体的な取組み等について消費者や生産者、更には食品事業者等の間で十分な理解が得られていない場合も多い。
このため、トレーサビリティシステムの説明、先進事例の紹介及び消費者、関係事業者等との幅広い意見交換を行い、トレーサビリティに対する理解の促進を図るため、トレーサビリティ地域フォーラムを開催する。
開催時期：９月中旬～１０月中旬
開催場所：全国９カ所（北海道、東北、関東、北陸、東海、近畿、中国四国、九州、沖縄）
主催：農林水産省各地方農政局及び北海道農政事務所、沖縄総合事務局、（社）農協流通研究所、食品関連産業国際標準システム・食品トレーサビリティ協議会
参集者：消費者、農業関係者、食品流通・製造業者、自治体関係者等
フォーラム次第
①基調講演　学識経験者、トレーサビリティ開発委員会委員等
②事例発表　先進事例等の発表等
③パネルディスカッション
開催日程は下記アドレスを参照。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030822press_2b2.htm