タキロン／樹脂被覆鉄線・樹脂被覆鋼管両事業を分社化

タキロン（株）は、環境資材事業の経営改革の一環として10月1日、100％子会社のタキロングッズ（株）を名称と組織変更して、タキロンプロテック（株）とし、同社の樹脂被覆鉄線・樹脂被覆鋼管両事業を、同子会社に営業譲渡する。
タキロンプロテックへの営業譲渡の目的は、同社の樹脂被覆鉄線・樹脂被覆鋼管事業の分社化により、生産の少数精鋭化によるコスト競争力強化と販売人員の増強による販売力強化を図り、合わせて加工部門の充実したタキロングッズ（株）との統合により、生産の効率化と新商品開発力を強化する。
新社長には、二本木　彰（タキロン、参与資材部長）が就任予定。全国に五ヶ所の営業拠点を設置、専任営業員を配置し、新製品ポリストロングを含むポリエチレン・塩化ビニル樹脂被覆鉄線（カラー鉄線）製景観用資材（ネットフェンス、落石・護岸防護網）、樹脂被覆鋼管（カラー鋼管）製農園芸資材（農園芸・果樹用支柱）・加工品の拡販、産業関連資材の深耕を目指す。
タキロンプロテック（株）の概要
本社所在地：滋賀県八日市市東沖野3-7-1
代表者：代表取締役社長　二本木　彰
設立：平成15年10月1日
事業内容：建築物、建材及び住宅関連商品の設計、製造農園芸用資材の製造業
合成樹脂及び同製品ならびに合成樹脂被覆金属製品の製造、加工ならびに仕入れ、販売
資本金：五千万円 　　　　　　　　　　
従業員数：五十三名