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フジ急行貨物自動車/民事再生法を申請、負債35億円

2003年09月04日/未分類

(株)帝国データバンクの調べによると、フジ急行貨物自動車(株)(資本金9700万円、青森市野木野尻37-694、代表小川正弘氏、従業員200人)は、8月29日に青森地裁へ民事再生法を申請した。
申請代理人は沼田徹弁護士(青森市長島2-19-11、電話017-777-7700)。
同社は、1957年(昭和32年)2月に設立された貨物運送業者。青森市などの県内4営業所のほか、仙台市、東京都にも営業所を設置、青森と東京間を中心に一般貨物自動車運送事業を主体に営業を展開。積極的な増車や不動産への設備投資を行い業容を拡大、2003年3月期の年収入高は約23億200万円を計上していた。
車両購入、不動産、営業所の新築などへの多額の資金投下による年商を上回る借り入れが重荷となり、最近3期は赤字で債務超過に陥っていた。
今年7月の(株)八甲物流の倒産により、青森トラック団地協同組合に対する多額の連帯債務保証が発生することが予想され、約180台の保有車両を約150台に減車するほか、人員削減による経費圧縮などに取り組んでいたものの、8月末決済のメドが立たなかった。負債は約35億円。

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