鬼怒川ゴム工業／中国の生産拠点新設

鬼怒川ゴム工業（株）は、中国の子会社「福州福光橡塑有限公司」が広東省広州市に工場を新設し、同社の増資を引受ける。
現在、中国では自動車メーカー各社の生産能力増強や新規の進出が続いており、自動車部品の需要増大に対処するとともに、新規顧客を獲得し、中国国内で強固な事業基盤を築く観点から、福州福光橡塑有限公司で第二工場を建設するなど既存の生産拠点の拡充強化を図ってきた。
より一層の事業展開を図るため、中国大陸の広さも考慮に入れた新規の生産拠点が必要であると判断し、今般広州市に工場を新設する。
同時に、福州福光橡塑有限公司が設備投資資金の調達の一環で行う増資を引受け、同社の財務基盤の強化を図る。
生産拠点新設（名称：福州福光橡塑有限公司　広州花都分公司）
所在地：広東省広州市花都区花港大道以西港口工業開発区
土地面積：約36 000平方メートル
建物面積：約4 000平方メートル
従業員数：70～80名
生産品目：自動車用車体シール部品
売上見込：2004年度22億円（福州福光橡塑有限公司全体）
投資額：約３億円
竣工予定：2004年5月（2003年10月着工）
福州福光橡塑有限公司への増資
増資額：１，０００千米ドル
（増資後の資本金は５，４６０千米ドル）
株主構成：
中光橡膠工業股有限公司（71.7％）
鬼怒川ゴム工業（26.7％）、
国際貿易股有限公司（1.6％）
（中光橡膠工業股有限公司は鬼怒川ゴム工業の台湾における子会社。）
払込時期：２００３年９月下旬