日本オラクル／営業支援プログラム「Oracle PartnerNetwork」サービス拡充

日本オラクル（株）は、、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナーを対象にした営業支援プログラム「Oracle PartnerNetwork」の参加企業を対象に配布されるソフトウェアキット内に、ミラクル・リナックス（株）のLinux OSである「MIRACLE LINUX」の製品版を追加する。さらに半年間のプロダクトサポートサービスを無償で提供する。
「Oracle PartnerNetwork」は、独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ、ハードウェアベンダーなど、オラクル製品を取り扱う企業や、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナーの営業支援プログラム。
「Member Partner」は、オラクル製品の再販権をもたないパートナーであり、各種ビジネス推進用ライセンスの無償提供や、専用ビジネスコールセンターによるプリセールス支援等の特典を提供する。
日本オラクルは「Oracle PartnerNetwork」を導入後、2006年5月期までに、1 000社規模によるパートナービジネスの展開を目指しており、広く「Member Partner」の加入を募っている。
現在までに全国約420社の企業が「Member Partner」への加入登録を行い、うち約半数はパッケージベンダー、残り半数はシステム開発会社。これにより、現在、日本オラクルのパートナーは820社にまで拡大している。
今後、「Member Partner」の増加と、「Linux OS」の普及を目的に、「Oracle PartnerNetwork」の参加企業を対象に配布されるソフトウェアキットに、通常6万円の「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」の製品版を追加して提供する。また、希望者に対しては年額15万円相当のプロダクトサポートを6ヶ月間無償で行う。