大豊工業／タイ現地法人ＴＣＴの設立

大豊工業（株）は、ＡＳＥＡＮにおける第2 の生産・販売拠点として、タイ国にタイ企業との合弁で新会社を設立した。年内操業に向けて準備にはいります。
既設のインドネシア現地法人（ＰＴＮ）と生産・供給の相互補完関係をつくり、ＡＳＥＡＮ域内での生産・供給体制を強化することにあり、これまでは、インドネシア現地法人（ＰＴＮ）をＡＳＥＡＮにおける
生産・供給拠点としてきたが、近年、日系カーメーカーなどがタイへの生産シフトを加速しており、設立のニーズが高まってきたことにある。
生産は、初期投資を最小限にするため、合弁先のタイ企業の工場スペースを利用して操業開始し、3 年後を目処に売上拡大して、新工場建設の計画を立てる。
新会社の取り扱い品目は、ターボチャージャー部品、ＬＳＤ（リミテッドスリップデファレンシャル）部品、コンロッド用ブシュなど。
既設のタイ駐在員事務所は、これを機に新会社に統合する。
■会社概要
会社名：ＴＡＩＨＯ（ＴＨＡＩＬＡＮＤ）ＣＯ．，ＬＴＤ (略称ＴＣＴ)
設立日：２００３年１０月３日
所在地：タイパトムタニ県（ナワナコン工業エリア）
工場規模４５０㎡
資本金：６０百万円
代表者：取締役社長加澤常雄（大豊工業）
売上規模：５１０百万円（’０５年度想定）
従業員１３名（’０５年時点想定）