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凸版印刷/シンガポール科学技術研究庁とRFIDシステムを共同開発

2003年10月18日/未分類

凸版印刷(株)は、RFIDシステムを開発、2004年4月より販売を開始する。
開発は、100%子会社である、トッパンエレクトロニクスシンガポールが、シンガポール科学技術研究庁との協力のもと、オリジナルRFIDチップ「Tesstar」ならびにタグ、リーダーライタなどを含む周辺システムを開発した。
今回開発した「Tesstar」は、周波数を2.45GHzとしたほか、メモリの読取り・書き込み機能、複数同時読み取り機能を有している。
これにより、顧客ニーズに応じたバリエーション展開が可能で、生産効率に優れたフルCMOS仕様となっている。このほか、既存のシステムに接続可能なリーダーライタなどの周辺システムも同時に提供する。
チップの量産は、シリコンファウンドリー最大手であり、凸版印刷のLSIデザインのパートナーでもある台湾TSMC社(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.)に委託。
また、基本システムの試作および量産対応については、TESよりターンキービジネスのパートナー各社に委託し、シンガポールで製造し提供する。
2004年4月より販売を予定しており、チップはもちろんタグやリーダーライタなどを併せ、イベントなどの入退場管理システム向けなどに、総合システムとして提供していく計画。
2004年4月より基本システムの販売を開始し、まずはイベントなどの入退場管理システム向けなどに提供、そのほかメンバーズカードやポイントカードシステム、生産管理システムなどに用途を拡大して、2005年に本システムで約20億円の売上を計画している。
2005年を目処に、スタンドアロンの基本システムからPOSに対応できるネットワーク対応システムへの拡充ならびにリーダーライタの機能のワンチップ化を図る。

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