三菱自動車エンジニアリング／総合物流システムＦＴＳＳ簡易版に「ワイヤレスタイプ」追加

三菱自動車エンジニアリング（株）は、トラックの運行・輸送品質・車両管理を行う総合物流システムとして好評を得ているＦＴＳＳシリーズの新モデルとして、今般、無線通信温度センサーにより冷凍・保冷車などの庫内温度情報をワイヤレスで収集するＦＴＳＳ－Ｐ（Ｒ）タイプを開発し全国の三菱ふそう販売会社から発売開始した。
システムのワイヤレス化・ポータブル化により配線工事は一切不要となる他、システムの車両間移動も極めて簡単になり、ユーザーの大幅な業務効率化と費用の削減が期待される。
ＦＴＳＳには、運行・輸送品質・車両管理のすべての情報を集積する多機能版（ＦＴＳＳ－Ｈ）と運行・輸送品質の情報に特化した簡易版（ＦＴＳＳ－Ｐ）の２タイプがあり、今般このうちの簡易版にワイヤレスタイプを新モデルとして追加したもの。
特長
(1)簡易版車載機に無線通信温度センサー（おんどとり：株式会社ティアンドデイ製）を組合わせてシステムをポータブル化し、車両を選ばず運行管理と輸送品質管理が可能
(2)車両から車両へのシステムの移動と取付が簡単
(3)庫内温度は最大７点まで計測可能、しかも配線工事は一切不要
(4)運転席でも庫内温度をリアルタイムに確認可能