集英社／「SAP R/3」の導入によりペーパーレス化と電子承認化で業務改善

SAPジャパン（株）は、（株）集英社が社内業務改革の一環として情報システムの再構築に着手し、「SAP R/3」を用いた人事システムがこのたび稼動を開始した、と発表した。
システムの再構築にあたって集英社は、グループ会社である（株）小学館が導入している「SAP R/3」をひな型(テンプレート)とすることで、短期間かつ低コストでのシステム導入に成功した。今回の人事システム構築に加え、会計システムの本番稼動も予定されている。
集英社は、システム再構築にあたり当初汎用パッケージの利用は想定していなかったが、手作りのシステムに比べて信頼性や拡張性の点で「SAP R/3」が評価できること、小学館が「SAP R/3」を用いて構築した会計と人事システムをテンプレートとして利用することで、構築の費用や期間を削減できること等を勘案し「SAP R/3」の採用を決定した。また、汎用パッケージを用いることにより業務の標準化が図り易いという点も評価した。