LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ポスフール/イオンと業務・資本提携

2003年11月13日/未分類

(株)ポスフールは、イオン(株)との間で、業務および資本提携を行うことを合意した。
北海道においても、生き残りを賭けた提携や経営統合が進められており、経営者自らが、既成概念にとらわれず率先して戦略的提携を実現することが、相互の成長にとって最も有効な方策であるとの結論に至ったもの。
北海道を事業基盤とするポスフールは、1978年4月に「北海道ニチイ」の商号にて設立し、その後、1992年3月に(株)ホクホ-と合併して業容を拡大、現在道内全域で総合スーパー(GMS)を20店舗展開している。
2002年1月1日に商号を「マイカル北海道」から「ポスフール」に変更し、「生活百貨店」の再構築を進めるとともに、経営の効率化・スリム化を図るため、新総合情報システムと物流システムの構築に急ピッチで取り組んでいる。
一方、イオンは北海道において、10年前からグループに参画した食品スーパー「(株)札幌フードセンター(現マックスバリュ北海道(株))」や東日本最大級のホームセンター「ホーマック(株)」、北海道・東北最大手のドラッグストア「(株)ツルハ」等と提携を行い、相互協力による事業成長を目指していた。
また、道内一号店として2000年9月にイオン釧路ショッピングセンターを開設、その後、札幌市内4ケ所に総合スーパー「ジャスコ」を核とするショッピングセンターを開設し、今後、全道に店舗網を拡大していく考え。
今回のポスフールのイオングループ入りを契機に、イオングループ企業が一致団結して、緊密且つ戦略的に行動することにより、一層のグループシナジーを発揮し、北海道の小売業界の活性化と相互発展に貢献する。
■業務提携の主たる内容
両社は、道内における小売関連事業面において、次のような事項について協力関係を構築すべく、各業務分野毎に「プロジェクトチーム」を設け、協議・実行する。
(1)道内における小売関連事業分野での情報交換(ベストプラクティスの交換)を行う。
(2)商品の共同取組み(仕入れ及び開発)を行う。
(3)道内における店舗開発情報の交換を行う。
(4)道内における物流網の共同利用についての検討を行う。
(5)その他、内装・什器、消耗資材類の共同調達を推進する。
資本提携について
(1)両社は、上記の業務提携の推進と併せて、両社の絆を深めるため、当面イオンは、1ヶ月以内を目途に、イオングループ企業の保有分と合わせて、ポスフールの発行済株式総数の30%の保有となるよう追加取得する。その具体的方法については、今後速やかに協議し実施する。
(2)両社は、今後の業務提携の進捗状況により、資本関係の見直し・強化を図る。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース