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横浜ゴム/タイにトラック・バス用スチールタイヤ生産拠点を設立

2003年12月07日/未分類

横浜ゴム(株)は、11月末にタイ国投資委員会(BOI)に対してトラック・バス(TB)用タイヤ生産会社の設立申請を終了した。
2004年1月に新会社を設立、第一期として年間30万本の能力を備える工場を建設し、2005年4月から操業を開始する。
引き続き第二期として生産能力増強を図り、2007年までに生産能力を同60万本に倍増させる計画。投資額は第一期として55億円を予定。新会社は輸出向け生産拠点として、高品質なTB用タイヤを供給していく。
バンコク市南方のラヨーン県アマタシティー工業団地に225 000平方メートルの敷地を購入し、世界的に需要の多い内径22.5インチサイズを中心に生産、世界各地域に出荷する予定。
生産方式は、年産30万本とTB用タイヤでは比較的少ない生産量でも採算性に優れる小規模生産方式を導入する。資本金は15億円で横浜ゴムが95%、タイのヨコハマタイヤ販売代理店であるT.SIAMコマーシャル社が5%出資する。社名は「ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・タイ(仮称)」を予定している。
横浜ゴムのTB用タイヤ事業は、タイの新生産拠点設立によって、日本の三重工場、米国のGTYタイヤカンパニーと合わせ、世界に3生産拠点を持つことになる。またタイの生産拠点は、TB用タイヤ事業にとってアジア生産拠点の第一弾と捉えており、今後さらなる拠点拡大も検討している。

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