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松下電器産業、松下電工/新たな枠組み

2003年12月21日/未分類

松下電器産業(株)と松下電工(株)は、資本関係を強化することにより、両社共通の経営理念と経営戦略のもと、それぞれの強みを活かし、21世紀における新たな包括的協業関係の構築を図ることに合意し、基本合意書に調印した。
これにより、世界有数の経営リソースを持つ「新生松下グループ」が誕生し、両社は、グループの企業価値の最大化に向けて、顧客の視点で最適体制を構築していく。
具体的には、2004年1月9日付で「21世紀コラボレーション委員会」を設置し、「アプライアンス」「住設機器・建材」「電設機器・資材」「照明」「家&ビルネットワーク」「環境システム」「健康・医療」等の事業分野において、成長性の創造と生産性の向上を目指し、新たな施策を検討する。
協業を円滑に進めるため、資本関係を強化し、松下電器は松下電工株式を公開買付けにより追加取得し51%の持株比率とすることを決議し、一方、松下電工は、公開買付けに関する賛同表明をした。
松下電器と松下電工は、1935年に松下電工が松下電器の一部事業を継承する形で別会社となって以来、松下グループの中核企業として協力関係を保ちながら、それぞれ独自の戦略に基づいて事業を展開し、切磋琢磨することで、発展を遂げてきた。
近年および今後の事業環境をみると、グローバル競争が一層激化するなか、ネットワークや環境対応など、新たな価値観に基づく商品・サービスが強く求められており、グループの総力を挙げた取組みを展開することとした。
今後は、幅広い事業分野で、デバイスからセット・システムまで手がける松下電器と、「快適な空間づくり」分野で強みを有する松下電工が、互いの経営資源を結集し、シナジー効果を最大限に発揮することで、顧客に新たな価値を提案する「生活快適ソリューション」の実現を目指す。
さらに、家&ビルネットワーク、環境、健康・医療関連などの新規事業分野への取り組みを共同で加速することにより、さらなる飛躍を実現し、世界のリーディングカンパニーとしての位置づけを確固たるものにする。

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