日本郵船／船隊整備計画

日本郵船（株）は、コンテナ船隊の競争力強化とバルク・エネルギー輸送の世界展開に対応する船隊の拡充として、8100TEU型大型コンテナ船8隻と大型ばら積船（175千屯型）2隻、合計10隻の新造船の建造を決定し日本、韓国、中国の各造船所に発注を内定した。
あわせて、2003年度から2007年度の5年間の長期船隊整備計画を策定した。
成長する中国・アジア地域を中心として世界の海上輸送はコンテナ、自動車、原材料とエネルギー関連輸送のほぼ全分野において需要の拡大が見込まれる中、主力事業である海運業において更に業容を拡充すべく2003年度から2007年度の5年間で合計160隻、総額7 700億円の船隊整備を行う。（中古船の取得、短期スポット傭船を除く）
これにより、老齢船の処分、傭船の返却等による船隊の刷新を図りつつ、運航船隊の規模を約540隻から2007年度末には約650隻に増強する。