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アサガミ/平成16年3月期第3四半期業績概況(連結)の経営成績

2004年02月01日/未分類

アサガミ(株)の平成16年3月期第3四半期業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

第3四半期におけるわが国経済は、世界経済の同時好況の兆しが見られる中、特に米国経済の回復によって国内の輸出関連企業を中心に収益の回復や株価の持ち直しなど、一部に改善がみられるものの、円高、ドル安傾向が強まる為替やデフレ環境のもとでの雇用及び個人消費の動きは依然鈍く景気の先行きは未だ不透明感を拭えない状況で推移した。

同社はこのような経済環境の中、深川地区では期初に稼動した印刷工場が期央以降も大手新聞を始めとする印刷事業が好調に印刷部数を伸ばしての増収や、その他の事業部門についても建材の販売が順調に増収を見込むなど、予想を上回った。

その結果、当第3四半期の連結業績は、物流部門及び賃貸部門の前期からの一部料金の値下げによる影響を受けつつも、期央以降も事業全般にわたって順調に推移した事により売上高は25 818百万円。

利益面は、売上げの好調がそのまま利益面にも寄与し、営業利益は2 019百万円となり経常利益も1 199百万円。

純利益は中間期以降に大型の機械や車両等の固定資産売却損を特別損失に計上したことなどにより、480百万円。

事業別の状況
(物流事業)
お台場地区などの値下げによる影響の他、仙台地区の鋼材の受注減による取り扱い減や名古屋地区の関東圏内での立駐資材などの取り扱い減、また千葉地区の海上輸送の取扱量の減少など輸送部門の減収が中間期以降も減収となったが、船橋地区の輸出鋼材の取扱量の増及び千葉地区並びに岡山地区の鉄鋼メーカーでの荷役部門が中間期を上回り増収となった。

また船橋地区の輸出ショベル及び横浜地区の金型加工品などの取り扱い増により増収となり中間期までの輸送部門の減収額が減少するなど売上高は15 654百万円となった。

営業利益も売上げ増や原価コストの見直しにより1 499百万円となった。

(賃貸事業)
船橋地区で料金の値下げによる影響が中間期までは残ったものの、深川地区での印刷工場が期初から稼動し引き続き増収に寄与したことにより売上高は3 461百万円となり、営業利益は1 522百万円となった。

(印刷事業)
深川地区で5月に大手新聞印刷の増刷要請を受け新たに印刷工場が稼動したが中間期以降も順調に部数を伸ばし大幅な増収となり、売上高は5 896百万円、営業利益は426百万円となった。

(その他事業)
主に自動倉庫及び立体駐車場建設工事などによる減収が中間期以降減少したことと、マンション向けのフローリング床材の販売がその後も好調に推移し、販売収入が大幅に伸びた事により売上高は1 646百万円となったが、営業利益は厳しい価額競争の影響を受け利益率が下がり43百万円に止まった。

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