山之内製薬(株)と藤沢薬品工業(株)は、2005年4月1日付けで両社が合併する。
合併により発足する新会社は、日本のみならず世界の医薬品市場で充分な競争力を有する企業となり、世界最大の市場である米国においても、専門医市場から一般開業医市場までをカバーすることができるグローバル・メガ企業として発展していくためのスタートラインに立つ。
医薬品売上高は約8 000億円とグローバル市場で第17位にランクされ、日本・米国・欧州の主要医薬品市場に確固とした事業基盤を有しており、更なる成長を目指す。
国内医薬品市場ではシェア第1位となり、MR数も2 400名と国内企業最大規模となり、より強固な営業体制を構築する。
世界最大の市場である米国において、既に確立された事業基盤を有効に活用し、専門医市場から一般開業医市場までをカバーすることで事業の早期拡大を目指す。
研究開発費は1 400億円以上の規模となり、グローバル市場で競争し得る水準を確保するとともに、充実した研究開発力と新薬パイプラインを有する。
業績に関しては、中期的な目標として、医薬品売上高で1兆円以上、営業利益率25%程度を目指す。