LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

インフィニオン/RFIDシステム・ラボ開設

2004年04月01日/未分類

独インフィニオンテクノロジーズは、オーストリアのグラーツ開発センターの中に、「RFIDソリューション・エクセレンス・センターとシステム・ラボ」を開設した。

開設にあたって同社は、ソリューション提供に対する企業戦略の要旨と、物流アプリケーション向けの総合的なRFIDシステムを公表した。グラーツ開発センターの140名の人員のうち、約40名がRFID活動に従事する。

インフィニオンは、物流分野へのRFID適用に総合的に取り組んでいる。

その活動範囲は、RFIDチップとアンテナを紙やプラスチックのラベルに組み込むスマートラベル技術、スマートラベル読み取り装置、RFIDにサポートされた物流アプリケーションを企業業務に取り入れるためのシステムプラットフォーム、物流システムの開発、運用、保守のための付属サービスなど。

インフィニオンのRFIDシステムソリューションは、例えば自動車や繊維業界といったアプリケーションに対して、業種ごとに異なる生産やサプライチェーン管理における物流プロセスの要求に適合できる。

RFIDシステム・ラボの任務
第一は、各種RFID技術の現場に即した動作実演を行う、アプリケーション・デモセンターの役割。開設初日から顧客企業は、B-to-B関係の特定部門向けのRFIDにサポートされた物流シーケンスを見ることができる。

ソフトウェアおよびシステム統合プラットフォーム、インフラ、読み取り装置、RFIDラベルなど、インフィニオンのRFIDシステムソリューションに関する情報の提供。

デモセンターのサービスにより顧客企業は、RFIDにサポートされた物流プロセスに関して、最初の助言から運用やメンテナンスに至るサポートを受けられる。

第二は、特定用途向けRFIDシステム・インフラの開発および検証センターとしての役割。特定部門向けの標準的なRFID物流ソリューションの開発および試験は、ここで行われる。

第三の任務は、最適化されたプロセスの枠内でRFIDを適切に機能させるための、RFID技術の性能と限界を見極める技術評価。

最後にシステム・ラボの第四の役割は、顧客企業、パートナー、RFIDサービス要員のための研修センターとしての機能。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース