ギガスケーズデンキ（株）と八千代ムセン電機（株）は、株式交換による事業統合を行うことで合意した。
現在の家電小売業界は、全国規模での大手量販店同士の競争が激化し、プレーヤーの淘汰・寡占化が進む経営環境におかれている。
両社は、高収益体質を構築しているが、今後とも、競争を勝ち抜きながら更なる成長を遂げ、確固とした同業界での地位を築くべく、ここに両社対等の精神で、事業統合を行うことで合意した。
現在、ギガスケーズデンキは、関東、東北及び東海を拠点としてグループで全国に208店（直営146、FC62）展開し、また、八千代ムセン電機は関西エリアを中心に、30店の家電量販店を展開している。
本件事業統合により、両社の経営資源及びノウハウの融合を通じて、競争力を更に高め、家電小売業界において強力なポジションを目指す。
両社は、対等の精神で、ギガスケーズデンキが完全親会社、八千代ムセン電機が完全子会社となる株式交換方式での事業統合を行うが、事業統合の具体的な内容は、両社で事業統合委員会を設置し、商品、情報システム、物流の統合、人事交流と出店戦略等について協議していく。
