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パイオニア/mySAPSCM、グローバル4拠点で稼動開始

2004年04月18日/未分類

SAPジャパン(株)は、パイオニア(株)において、SAPAPO3.0(APO:アドバンスト・プランナー・アンド・オプティマイザ、以下SAPAPO)を利用した需要予測システムおよび生産・販売・在庫業務システムが稼動を開始したと発表した。

パイオニアでは、製品サイクルがますます短縮化される中、新規事業投資のためのフリー・キャッシュの創出、連結在庫の削減が課題となっていた。

2002年10月、これらの課題を達成するため、民生、OEM、事業用の各事業部門や、日本、中国、ASEAN、北米、欧州など世界各地で販売、生産、物流を同時に合理化するグローバルSCM改革プロジェクトを立ち上げた。

SAPAPOの導入はこのグローバルSCM改革の一環であり、1.計画サイクルの短縮、2.需要に基づく調達・生産・物流、3.統合データベースによる情報の可視化の3点を目的とし、需要予測および生産・販売・在庫業務システムを構築した。

パイオニアでは、SAPAPOの導入に際し、まずは、従来導入しているSAPR/3および既存のレガシーシステムとの親和性などを検討、日本国内の需要計画プロジェクトによって先行する成功事例を実現した。

その後、適用範囲を広げ、現在は、東京、北米、欧州、ASEANの4拠点でSAPAPOを導入し、計画対象である約7500品目を対象としてSAPAPOを展開しており、本プロジェクトにより、連結在庫を2004年度末までに30%削減することを目標としている。

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